茨城県 児童養護施設 るんびにー

茨城県行方市にある児童養護施設るんびにー

理念・方針

法人運営理念
  • 子どもの命を守り育む

    昭和20~30年代は戦後復興で盛り上がってきた頃ではあったが、社会は未整備だったので各地域で様々な問題があった。当時農村の玉里村においても子どもが一人遊びをして池に落ちて命を落としたりけがをしたりするというような痛ましい事故が起こっていたのを心苦しく見聞きしていた照光寺住職戸田見誠と妻マス子は、子どもたちを「この寺の庭で見てあげよう」と一念発起し農繁期保育所を開始した。当初一か月の期間限定であったが、地域の要望の声があり常設保育所として継続することとなった。これが当法人の起源である。「十人でも五人でも」と始まった開所日、四十二人の子どもたちが預けられたというエピソードは、そのこと自体の意義についても深く考えさせられるものである。

    当法人の運営理念である「子どもの命を守り育む」には、地域の声を真摯に受け止め、地域における自分たちの役割及びなすべきことは何かを見定め、ひた向きに行動し続けてきた創設者の実践が込められている。

    それから半世紀以上経って日本の社会も変化し、当法人の地域においてのニーズも創設当時とは変化し多様化している。現代においてこの事業に携わる私たちは、地域の中での自分たちの使命を認識し行動し、地域福祉向上に寄与する必要がある。

支援理念
  • 一人ひとりにきめ細やかに関わり
    大切にされていると感じる生活の営みを通して
    人との間で生きる喜びを培う

    わたしども子どもの養育に関わる者としての目的は、子どもが「生まれてきてよかった」と自分の人生を積極的に捉えて生きていけるようになることである。子どもは安心できる大人(養育者)との関わりを通して、生きていること自体が尊いものであり、「自分は大切にされている」と感じ、人生を明るく歩んでいくようになる。
    それには、毎日の何気ない日常も大切にする視点が求められる。清潔で工夫がなされた住空間、おいしくて楽しい食事、毎日暖かい布団、一人ひとりに対する気遣いや配慮のある言葉かけ…。こうした「大切にされていると感じる生活の営み」を通して、子どもは自己肯定感が高まり周りの世界(人・もの・こと)に対して関心をもつようになる。
    人と関わることに喜びを見出し、人と幸せに生きていく、そのための力を培いたい。